globalize.now vs Weglot
globalize.nowとWeglotは、多くのAI生成のReactアプリやLovableアプリにとって、同じアプリで重ねて使う2つの層ではなく、どちらかを選ぶ代替関係にあります。Weglotは既存サイトに実行時の翻訳レイヤーを追加します。globalize.nowは翻訳カタログをリポジトリ内で管理し、Gitへのpushのたびに更新します。
Weglotの強みは、稼働中のサイトへの導入スピードです。スニペットを追加し、言語ごとのURLを設定すれば、アプリを作り直す代わりにダッシュボードで運用できます。サブディレクトリまたはサブドメイン方式で連携すれば、Weglotはローカライズされたそれぞれのページ用にhreflangを生成できます。JavaScriptのみの構成の場合はSEO特性が異なります。globalize.nowはこれとは逆のアプローチを取ります。リポジトリに接続し、Lovableワークスペースのスキルとして、または`npx skills add globalize-now/globalize-skills --all`でインストールし、更新済みのLingui形式POカタログを添えてPRを開きます。多くの場合、pushから数分程度で完了します。
Weglotの代替としてのglobalize.now
Weglotの代替候補の中で、globalize.nowはランタイムのオーバーレイ方式とは正反対のアプローチを取ります:Gitで所有するカタログ、push時の同期、そして配信HTMLに含まれるロケールごとのテキストです。ビルドし直さずにオーバーレイを稼働中サイトへ載せたい場合は、依然としてWeglotが強力な選択肢です。
Weglotを選ぶべきケース…
Weglotは実行時の翻訳レイヤーです:既存サイトにJavaScriptスニペットを追加し、翻訳の編集はWeglotのダッシュボードで行います。
こんな場合はWeglotがおすすめです:
- ビルドし直さずに、稼働中サイトへ多言語対応を重ねたい場合。
- 翻訳編集をWeglot自身のダッシュボードで行いたい場合。
- ロケールファイルをGitで所有することよりも、高速なランタイムオーバーレイの方が重要な場合。
globalize.nowを選ぶべきケース…
globalize.nowは、Lingui形式のPOカタログをリポジトリにコミットし、プッシュのたびに翻訳を同期し、ロケールごとのマークアップをHTMLで配信する、AI駆動のローカライズ基盤です。
次のような場合はglobalize.nowがおすすめです:
- src/locales/[locale]/messages.poのカタログをリポジトリにコミットしたい場合。
- クライアント側での翻訳処理なしに、配信HTMLにロケールごとのテキストが含まれていることを重視する場合。
- AI生成アプリで文字列が増え続けており、push時のPRでカタログを最新に保ちたい場合。
機能比較(概要 ― 詳細は各社の公式サイトでご確認ください)。
| 機能 | globalize.now | Weglot |
|---|---|---|
| 翻訳データを自分のリポジトリにコミットし、自ら所有する | あり | なし |
| 配信HTMLにロケールごとのテキストが含まれ、JavaScriptを実行せずにインデックス可能 | あり | 部分対応 |
| 未翻訳テキストの一瞬の表示や、遅れたテキスト差し替えによるレイアウトのずれがない | あり | なし |
| 翻訳がビルド時またはpush時に行われ、ブラウザ内で訪問者ごとに行われない | あり | なし |
| AIエディタ内にスキルとしてインストールできる | あり | なし |
| 新しい翻訳が本番反映されるまでの時間 | 数分 | 状況次第 |
| push のたびに新しい文字列を検出し、カタログを同期し続ける | あり | 部分対応 |
| 既存の稼働中サイトへ、ビルドし直さずにオーバーレイを載せられる | なし | あり |
| コード変更なしで、最速で導入できる | 部分対応 | あり |
| Gitリポジトリを接続しなくても利用できる | なし | あり |
| 訪問者数や単語数による課金上限がない | あり | 単語数の上限あり |
- * 翻訳データを自分のリポジトリにコミットし、自ら所有する: 補足: Weglotの翻訳はWeglotのダッシュボードで編集する方式で、ロケールファイルをリポジトリにコミットすることはありません。
- * 配信HTMLにロケールごとのテキストが含まれ、JavaScriptを実行せずにインデックス可能: 補足: 概要として、Weglotはサブディレクトリまたはサブドメイン方式で連携すれば、ローカライズされたURLとhreflangを配信できますが、JavaScriptのみの構成は異なります。実装の詳細はWeglotのサイトで確認してください。
- * 未翻訳テキストの一瞬の表示や、遅れたテキスト差し替えによるレイアウトのずれがない: 補足: ランタイムオーバーレイは、構成やネットワークのタイミング次第で、初回ページ描画の後にテキストが差し替わることがあります。
- * 新しい翻訳が本番反映されるまでの時間: 補足: globalize.nowはpushをトリガーに動作し、同じpush内で更新済みカタログを添えてPRを開きます。所要時間は多くの場合数分程度です。Weglotのタイミングはその実行時処理とダッシュボードでの作業手順に依存します。
- * 訪問者数や単語数による課金上限がない: 補足: プラン内容は変更されることがあるため、各ベンダーの料金ページを確認してください。Weglotは更新型の単語プールではなく、固定の単語割り当てを公開しています。
Weglotの方が適しているケース
主な制約が「すでに稼働中のサイトに多言語対応を追加したいが、コードベースには手を入れたくない」ことであれば、Weglotを選んでください。ダッシュボードで管理するランタイムオーバーレイで問題なく、単語数の上限がトラフィックやコンテンツ量に見合っており、ビルドし直し不要のセットアップが最重要要件である場合には特に向いています。
globalize.nowの方が適しているケース
Weglotの代替候補の中で、ローカライゼーションをソースコードのように扱いたい場合にはglobalize.nowが適しています。配信ページにはロケールごとのマークアップが含まれ、翻訳カタログはGitで管理され、pushのたびに、訪問者のブラウザに実行時で翻訳テキストを組み立てさせることなくPOファイルを更新できます。
それぞれが有利になる場面
これは1つのアプリにとって、正真正銘のどちらか一方を選ぶ決断です。最も摩擦の少ないランタイムオーバーレイを優先するならWeglotが有利です。リポジトリで所有するカタログ、push時の同期、インデックス可能なロケールごとのHTMLを優先するならglobalize.nowが有利です。別のマーケティングサイトではWeglotを使い、アプリのリポジトリではglobalize.nowを使うという構成もあり得ますが、同じアプリに対しては通常、両者は互換性のない方法で同じ課題を解決しようとします。
よくある質問
globalize.nowはWeglotの代替になりますか?
1つのアプリについては、多くの場合はい——両者は役割が重なっています。Weglotはランタイムレイヤーとダッシュボードを通じて翻訳します。globalize.nowはロケールカタログをリポジトリに書き込み、pushのたびに更新します。どちらを主軸のローカライゼーション基盤としたいかで選んでください。
WeglotはReactやLovableアプリのSEOに悪影響を及ぼしますか?
構成次第です。サブディレクトリまたはサブドメインでの連携を使えば、Weglotは言語ごとにページを配信し、hreflangを生成できます。JavaScriptのみの実行時構成では、翻訳されたコンテンツがブラウザでの実行に依存するため事情が異なります。選定前にWeglotのドキュメントで正確な連携の詳細を確認してください。
globalize.nowとWeglotを併用できますか?
1つのアプリでは役割が重なるため、通常はどちらか一方を選ぶ方がすっきりします。別のマーケティングサイトではWeglotを、アプリのリポジトリではglobalize.nowを使うという構成はあり得ますが、同じUIで両方を使うと役割が重複してしまいます。
Weglotとglobalize.nowでは料金体系がどう違いますか?
Weglotの料金は固定の単語割り当てに紐づいており、無料プランは約2,000語、有料プランは約1万語や5万語といった目安です(変更される場合があるためベンダー側で確認してください)。globalize.nowはワークスペースあたり月額20ユーロで、およそ400万文字(約60万語)が含まれ、超過分は同じ文字単価のトークン課金です。ユーザー数や言語数による追加課金はなく、カード登録不要で5ユーロ分の登録クレジットが付与されます。
Weglotは翻訳ファイルを自分のリポジトリにコミットしてくれますか?
いいえ。Weglotの翻訳はWeglotのダッシュボードで管理され、その連携機能を通じて配信されます。globalize.nowはsrc/locales/[locale]/messages.poのようなLingui形式のPOカタログをあなたのリポジトリにコミットします。
AI生成アプリやLovableアプリには、どちらが向いていますか?
アプリがまだ頻繁に変化していて、pushのたびに更新されるGit所有のカタログが欲しいなら、globalize.nowの方が適しています。すでに稼働中のサイトに素早くオーバーレイを載せたいだけで、コードベースには手を入れたくないなら、Weglotの方が近道です。
globalize.now はWeglotの代替として良い選択肢ですか?
はい、ランタイムのオーバーレイよりも、リポジトリで管理するカタログや検索エンジンがインデックスできるロケール別HTMLを重視するなら適しています。globalize.now はロケールファイルをGitにコミットし、プッシュのたびに翻訳を同期します。ライブサイトへのリビルド不要な導入をなにより優先するなら、Weglotの方が近道です。
リポジトリを接続する
アプリ内でリポジトリを接続するだけで、Gitへのプッシュのたびにglobalize.nowがロケールファイルを最新の状態に保ちます。